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2018年2月の北陸豪雪の時の出来事です。

その日、営業のY君は粟崎のリシェーナに勤務していました。
県内で大雪警報が発令されていることから、会社では早期退社の指示が出ていました。

しかし、どうしてもやらなければならない仕事があったため、彼はデスクワークを続けていました。
Y君は、普段から仕事に真剣に打ち込むと我を忘れて無我夢中になってしまう性格です。

(お客様のS社長が気に入る家具はなんだろう? あと2パターンは出したいなあ。やっぱりイタリアテイストだろうな……。
あとM社の納品の段取りもしなきゃいけないし……、あれこのカタログのチェアかっこいいなー、あ、社長へのLINE返信しなきゃ……)

仕事、仕事、仕事、
その日も仕事に一心に取り組んでいるうちに、
時間はあっという間に過ぎていきました――。

* * *

(よし、ここまでやっておけば大丈夫だろう。そろそろ帰るかぁー。)

気が付けば、時すでに遅し。
オフィスはしんと静まり、誰もいなくなっていました。
(えっと時間は……?うそっ!)

時計は午前1時を指していました。
一気に我に返り、窓の外を見るとさらさらの雪が勢いよく降り続けています。
経験から分かる、これは積る雪です。
駐車場に目を落とすと、1m程の積雪がすでに車を埋め尽くしていました。

(うわぁーこりゃ出られないな、さて、どうしよう?)

状況を悟った彼は、LINEの会社のグループに書き込みすることにしました。

Y「粟崎の積雪1000程度。
駐車場には入れません。
明日は自宅で仕事がいいと思います。
車が出ないので泊まっていきます。」

会社で泊まることを報告すると、
休める場所はないかとオフィス内を見回しました。

リシェーナは山岸製作所が提案するワークスタイルを、実際に社員が働いている姿で直接ご覧いただけるライブオフィスです。オフィス内にはビジネスの様々なシーンに対応した空間が展開されています。
オフィスの中央のラウンジスペースに、高級家具CASSINA IXC.(※)のソファが置かれていました。ベッド代わりにするのにはうってつけです。

(大変な夜だけど、一晩過ごせるソファがあってよかった!おやすみなさい。)

大雪の日にオフィスのソファで熟睡するY君

横になり、寝心地は言うまでもありません。
改装後で空調も新しく、暖房も完璧です。

こんな経験ができるのも山岸製作所ならではのこと。快適なオフィスに1人、高級ソファを独り占めして感慨深く眠りについたのでした。

* * *

翌朝、LINEにて、

O「Y生きてました」

粟崎オフィスに辿り着いたOさんからの書き込みがあり、
Y君の生存が確認され感動の一幕があったとかなかったとか。

その後、Eさんも加わって、3人がかりで除雪を行い
無事に車を救出することができたそうです。

めでたしめでたし。

※カッシーナは、イタリアの高級家具メーカー。 モダンデザイン家具の製造・販売を行っており、モダニズム建築の著名作家が設計した家具の復刻でも知られる。

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