金沢のインテリアマエストロ山岸LABO
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山岸流!インテリアショップで働く人が持つ7つ道具って?

お久しぶりです。

いつも、ブログを読んでいただきありがとうございます。

山岸製作所の山岸晋作です。

 

さてみなさん、唐突ではありますが、今回は家具屋必携の7つの道具についてご紹介します。

 

特定の職業の必携の道具、例えば美容師や理容師であれば「はさみ」、料理人であれば「包丁」など、道具こそその職業を表すと言っても過言ではありませんが、私たちインテリアショップで働く人が使う道具はどのようなものを思い浮かべるでしょうか。

 

大まかに言ってしまえば、家具の選定やレイアウトを決める時などに必須の道具類となりますが、それで「あ、あれかな」と思い浮かべる方はもしかしたら少ないかもしれません。

 

ですが、意外と皆さんもよく使う身近なものもあります。

 

鞄から出すと、まじまじと見られることもありますが、馴染みの深い物もあるはずです。

 

1:メジャー

まずは、オーソドックスな道具ですね。

家具屋でなくてもお持ちの人が多いのではないでしょうか。

きちんとしたメジャーを購入されるのであれば、ロックが付いているタイプのものがオススメです。

 

家具のサイズをメジャーで計測し、その上でどこに配置するかを決めるというのは、賢いレイアウト方法の基本です。

山岸流!インテリアショップで働く人が持つ7つ道具って?

 

2:レーザー距離計

もう一つの計測機械は「レーザー距離計」です。

レーザーを当てた先までの距離を正確に計測する事が出来ます。精度としては、1mm~2mm単位となっているため、人が測る以上に正確な数字が出てきます。

例えば、新築の家であったとしても、空間実測をやっておくと、家具のレイアウトの失敗を避けることが出来ます。

 

またメジャーでは届かない、端から端までの長い距離や到達地点までの角度なども計測できます。

 

超精密機械で数万円するものもある為、プロの工事業者や家具屋の方々以外は、滅多に持っていないのではないでしょうか。

 

3:デジカメ

家具や部屋のイメージをつかむためには、人間の目だけでなく客観的な情報も必要です。

そうした時に必要なのがデジカメ。

 

取り忘れのない様に多めに撮影します。

家具の撮影時、フラッシュを焚くと色味が変化してしまうので太陽光を利用する撮影がオススメです。

 

また、家具の新作発表会や展示会でも重宝します。発表会で展示してあるのにカタログに掲載されてなかったり、WEBで見れなかったりすることを避ける為、肌身離せません。

 

ちなみにカメラは、全体像をつかむために広角のものがオススメです。

 

4:三角スケール

設置面で家具の配置を考える事も大切です。

しかし、本質的に家具を入れるのであれば、空間的な考え方も必須になります。

 

そうした時に欠かせないのが三角スケールです。

三角形の定規の側面には、複数の数字情報が記載されています。

 

図面上でのサイズ計測の際に非常に活躍します。

 

ちなみに間違えられやすいのですが、ジブリ映画「風立ちぬ」で登場する定規は、計算尺というものです。

 

5:iPad  

 

最近の家具屋の鞄に新たに入っているのはiPadではないでしょうか?

 

昔は分厚いカタログを複数持ってお客様に説明していましたが、今では1枚のタブレットの中に複数のメーカーさんの情報を記入する事が出来ます。ちなみに私はiCataというカタログ閲覧アプリを利用しております。

 

タブレットは検索性もいいですし、小さな文字も拡大してみる事が出来ます。

 

アプリの中には、水準計の代わりになったり、家具の配置をシュミレーションできるものもある為、家具屋さんに限らずオススメのアイテムです。

 

6:インパクトドライバー

昔はドライバーを持ち歩く人も多かったのですが、今はインパクトドライバーがオススメアイテムです。

山岸流!インテリアショップで働く人が持つ7つ道具って?

順回し・逆回しどちらにも回転できますし、人だと締めにくい最後の1締めを行う事が出来ます。

 

その場で組み立て可能な家具や解体が必要な際には効果を発揮します。営業時に限らず、車のトランクには必ず入れて運転しています。

 

7:万年筆

最後は、山岸製作所ならではのアイテム「万年筆」。

 

家具というのは購入したら終わりではありません。メンテナンスが常に必要だったり、生活によって新たなものを購入する場合もあります。

 

客様とのコミュニケーションの上で最適なご提案や感謝の気持ちをお伝えしたいと考えておりますので、万年筆を出して手紙やお礼状を認める事が多いです。

 

先代から受け継いできた大切なコミュニケーションの取り方のひとつです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

他のショップとは、ちょっと異なるアイテムも何個か入っていたかもしれません。

 

昔からなじみのものもあれば、それとは対極にあるような最新のツールまで、私たちは利用しています。

 

特にこだわりを入れているのは最後の「万年筆」。

昨今はメールで言葉のやり取りを行う中、お客さまのお気持ちを第一に考え、直接お礼が言えなければ直筆でのコミュニケーションにこだわり続けます。

 

家具の温もりと同じ思いを、お客様に受け取っていただければ、これ以上嬉しいことはございません。

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