株式会社赤畄商会様

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• 製造

2024.8.29

今回ご紹介するのは、石川県・七尾市に位置する「株式会社赤畄商会」様です。
元旦の能登半島地震により、社屋が傾いてしまったことをきっかけに社屋をリニューアルされました。
今回弊社では、オフィスのコンセプトづくりから什器の選定・納入に至るまでをお手伝いさせていただきました。

オフィスのコンセプトづくりでは、経営者と従業員皆さまのお声を聞き、コンセプトを一から創ります。トップインタビューでは、集って楽しい「感動広場」となるようなオフィスにしたいとの社長様のお言葉がありました。

そして、その言葉をもとに従業員皆さまで以下のコンセプトが生まれました。

“社員全員が主人公となり、楽しく自由な発想で輝く未来のために挑戦できる”

 

こちらのコンセプトを空間と什器に落とし込み、オフィスが完成しました。
オフィスは全体に、ナチュラルな色合いの木目調を基調とし、柔らかい雰囲気に。
明るく清潔感のある色調を使用し、集中して作業を行っていただけるような空間を心掛けました。

エントランス側には、ガラス張りのミーティングルーム。

あえてガラス張りにすることで、来訪されたお客様に自分たちの働く姿やオフィスの在り方をご覧いただけます。
アール曲線が効いた造作の4人掛けテーブルや、ふんだんに設えられた造花のグリーン、造作のファミレス席などが視線の先にあり、来訪されたお客様も気分が高揚し、楽しくなるような工夫を施しています。

 

ミーティングルームとは反対側に位置する従業員出入口から中へ入ると、ホワイトのアール曲線がまるでテーマパークのゲートのように従業員の皆さまを迎えます。自分たちが主人公となるオフィスに足を踏み入れる高揚感を演出しています。

 

社員皆が中心に集い、コミュニケーションが図れるように、窓際の中央にアイランドキッチンが配置されました。

このキッチンを囲むように執務室が構成されています。キッチン横には、フリーアドレス制を採用したデスクと窓に向かうカウンター席。

キッチン正面には、6人掛けのデスク。

その横には周囲の視線を遮るパーテーションで区切られたデスクが並びます。

動線を間仕切るように配置された書庫は空間のクッションの役目を担っており、ちょっとした立ち話やミーティングなどのコミュニケーションを生み出します。

執務室隣には社長室。執務室とは印象を変え、シックで落ち着きのある空間となっています。

オフィスに一歩踏み入れると、テーマパークに来たような明るくワクワクする空間が広がり、従業員の皆さまで考えられた「楽しく自由な発想」が次から次へと浮かんできそうです。
新しいオフィスでの赤畄商会様のさらなる発展を心よりお祈り申し上げます。

 

〈担当より〉
弊社のセミナーにご参加いただいたご縁からオフィスのリニューアルプロジェクトをお手伝いさせていただきました。
年始の能登半島地震が発生により社屋が傾いてしまったということで、プロジェクトを少々前倒しで進行させていただきました。
地震の影響があり、ご家庭が大変な中、プロジェクトメンバーをはじめとした従業員の皆さまにご尽力いただき、本当にありがとうございました。赤畄商会様の明るいオフィスづくりが、地域の復興につながると幸いです。（担当：松本・松柳）