クラッセ デ リンテルノ レポート【入院を我が家で～いつもの暮らしを変えずに医療サービスを受けるという考え方～】

2022.7.24

6月のクラッセデリンテルノは、特別セミナーを開催。

ご近所でもあり、弊社でもとてもお世話になっている

ふじたファミリークリニックの藤田伸一郎先生にお話しいただきました。

藤田先生は訪問診療に力をいれておられ、

患者さんからみたら、いわゆる「かかりつけ」という、とても心強いお医者様です。

 

家具、インテリアを愛してやまない、たくさんのお客様にお集まりいただき始まったセミナー。

病気やケガで、入院したくないという思いは、どなたにもあると思いますが

自宅で最期をと希望する方が、7割ほどという統計があるとか。

 

1950年代くらいまでは、あかひげ先生のイメージにもあるような、お医者さんが自宅を訪れる「訪問診療」が当たり前で、

家で最期を迎えるケースが多かったがそうですが

時を経て、現代では、約8割の方々が病院で亡くなっているそうです。

現代では病気、体調といっても千差万別で、自宅での療養が難しい場合もありますが

医療の進歩により在宅でケアできるものも増えてきているとか。

そのケアも、いろんな職種のスタッフにより総合的に支えていくのだそうです。

 

また、一人暮らしで在宅医療が必要になった場合、

前もって、地域の人々とコミュニケーションをとり

いざというときに、周りの人が助けてくれるという環境作りも必要だというお話には納得。

何よりも、病気で倒れたときに、自分や家族が想いをこめて作ったインテリア空間から離れたくない、

というのは皆様の想いでもあると思いますし、

些細な不安を払拭してくれる、患者に寄り添ったお医者さんが自宅に訪問してくれるというのは、本当に安心なものですね。

 

全ての人に訪れるその時のために。

まずは考えてみようという、とても良い機会をいただいたセミナーでした。

 

今回レッスンにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

今後も心豊かな暮らしをご提案できるレッスンを、企画・開催して参りたいと思います。