石川県森林公園 屋内木育施設「もりのひみつきち」様

• 公共施設

2024.9.11

今回ご紹介するのは、石川県・津幡町の石川県森林公園内に位置する屋内木育施設「もりのひみつきち」様です。

石川県森林公園の開園50周年を機に新たに建立された全天候型の遊戯施設です。
木材をふんだんに使用された大型の遊具が組み合わさり、子供たちが喜ぶ仕掛けが多く盛り込まれています。
2024年7月20日（土）のオープン日から多くの子供たちが来場しているようです。
今回は施設内の什器の選定・納品のお手伝いをさせていただきました。

 

既に建物の外から、木材の良い香りが鼻をかすめます。
屋外エントランスの天井には既にツバメが巣を作っている様子がうかがえます。

施設の設計は、株式会社金沢計画研究所がご担当されています。「木の良さを触って香って感じてもらえる、建物と遊具が一緒になった楽しい施設にしたい」というお言葉が印象的です。

 

中に入ると天井が高い開放的な空間が広がります。

エントランスには、飛騨産業のテーブル・チェアを納入しました。こちらのテーブル・チェアはどちらも森林公園内の杉の木を伐り出して制作されました。その地に根付いた木材で制作されるとさらに愛着が湧きます。

木のトンネルをくぐると、大きなアスレチックが目の前に聳え立ちます。

子どもたちが楽しそうに屋内を駆け回っていました。木育ホール1の随所に設けられた休憩用のスツール・ベンチも飛騨産業のもの。こちらも同様に、公園内の杉の木から制作されたものです。

飛騨高山の木工家具を代表するメーカーの1つであり、木の温かみが感じられる飛騨産業の家具は見事、空間に溶け込んでいます。

 

2Fの木育ホール2には、大人もゆっくりと自然を満喫しながら寛げる家具を配置しました。

※2024年8月現在、写真（上）の家具は一時的に撤去されています。

 

 

こちらは2F木育ホール2の隣にあるデッキテラスです。

※2024年8月現在、デッキテラスは一般に開放されておりませんのでご了承ください。

 

撮影に伺った8月上旬の夏休みの最中も、お子さまを連れた多くのご家族が来場されていました。
木の温かみに触れながら、地域の子供たちをはじめとした皆さまに楽しくご利用いただけると幸いです。